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便秘の定義・種類
便秘は、「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」と日本内科学会では定義付けています。また便秘は、便の腸管通過時間が正常な生理値(120時間(5日)以内)より長く、排便に困難を伴うなどの症状が見られる状態とも定義付けられています。更に疫学調査によると「3日に1回以下の排便の者は統計的には便秘として取り扱ってよい」とも言われているそうです。
一般的に排便は、1日1回か2回です。しかし2日に1回、3日に1回でも本人が何ともなければ便秘とは言わないそうです。だが3日排便がない場合、便秘と考えた方がいいようです。
便秘は、大きく機能性便秘と器質性便秘に分けられます。
機能性便秘は、一過性(急性)便秘と習慣性(慢性)便秘に分けられます。
一過性(急性)便秘は、場所などの環境の変化により起こります。一過性(急性)便秘の原因は、緊張やストレスなどです。
習慣性便秘は、直腸性便秘・痙攣性便秘・弛緩性便秘に分けられます。
■直腸性便秘は、直腸壁の排便反射の障害により起こります。もっとも多い便秘です。直腸性便秘の原因は、便意を我慢することなどです。
■痙攣性便秘は、腸管の緊張が高まり、推進力を伴わない異常運動により起こります。痙攣性便秘の原因は、ストレスによる自律神経の障害などです。
■弛緩性便秘は、腸管全体が弛緩し、運動が鈍くなり起こります。高齢者・多産婦などに多い便秘です。弛緩性便秘の原因は、腸の運動や腹筋の不足などです。
器質性便秘は、結腸がん・直腸がんなど腸の病気により起こります。器質性便秘は、病気の発生時期により、先天性便秘と後天性便秘に分けられます。
